い水面、独特な風の影響、頻発する展開の崩れ――これらが複雑に絡み合い、思わぬ高配当を生み出す舞台となっています。
本記事では、そんな戸田競艇場の特性を徹底的に分析し、舟券購入の参考になるような情報をわかりやすくまとめました。決まり手傾向や天候・風による変化、軸選手や穴選手の見つけ方、さらには「魔の2マーク」や効果的な買い目構成のパターンまで網羅しています。
「ただの予想」ではなく、「勝てる視点」を持った舟券戦略へ。戸田攻略の第一歩を、ぜひここから踏み出してください。
戸田競艇場の基本情報と特徴

項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 埼玉県戸田市戸田公園8-22 |
水質 | 淡水 |
開催形態 | 昼開催(ナイターはなし) |
標高 | 約3m(海抜ほぼゼロ) |
設立年 | 1952年(全国で3番目の歴史) |
🌊 水面・レイアウトの特徴
🔸 狭い!全国一の「狭水面」
- 1マーク〜スタンドが近く、旋回スペースが極端に狭い
- 2マーク側も幅が狭く、波が残りやすいため、ターンがしにくい
- 周回コースの直線も短く、スピード勝負よりも旋回技術勝負
🔸 クセ強水面
- ピット離れから1マークまでの距離がわずか100m強(桐生より約60m短い)
- 内から攻める選手が前詰まりしやすく、展開が乱れやすい
- インコースが不利になる日も珍しくない
📊 コース別1着率の特徴(全国比較)
コース | 1着率 | 全国順位(24場中) |
---|---|---|
1コース | 約48〜50% | 24位前後(全国最弱レベル) |
2コース | 約15〜17% | 高め |
3コース | 約15% | 平均前後 |
4〜6コース | 勝率が高い傾向 | ダッシュ勢が展開を突きやすい |
👉 「インが逃げられない=荒れる」レースが多く、配当妙味が高い競艇場
🌬 風・気象条件
- 基本は「無風〜微風」だが、春先〜秋にかけては向かい風が強くなる
- 向かい風が3m以上あると「まくり」や「まくり差し」が決まりやすい
- 風の影響を受けやすい狭水面で、1マークの攻防が乱れやすくなる
🔧 モーター・展示評価の重要性
- 戸田はスピードよりも旋回重視のモーター性能が重要
- 「展示まわり足」が良い選手は信頼度UP
- 「直線型」より「回り足型」「起こし足型」の調整が合っている選手が有利
戸田競艇場の主な特徴
特徴 | 解説 |
---|---|
狭水面 | 進入が崩れやすく、1Mが詰まりやすい |
イン不利傾向 | 全国でもっとも1コース勝率が低い場の一つ |
外コース活躍 | 4〜6コースでも勝機あり、穴党向き |
展示重視 | ターン足・起こし足重視の展示を評価すべし |
荒れやすい | 荒れる条件が揃っており、中〜高配当多発 |
戸田競艇場で1着を取るために必要条件とは

戸田は全国屈指のイン不利場であり、狭水面の旋回力勝負&展開読みが重要。
そのため、枠ごとに「勝ち筋」が大きく異なります。
🟥【1コース】~「逃げ」が決まる条件は限られる~
必要条件 | 内容 |
---|---|
ST平均 0.13以下 | スタートで先制しないと即まくられる |
回り足・起こし足が仕上がっている | 狭水面ゆえターン性能が命 |
風速0〜2m(無風〜追い風) | 向かい風3m以上でまくられやすい |
他艇の攻め手が不在 | 3・4号艇が差し型 or A2以下なら有利 |
✅ 補足:スタートが遅い・調整が合っていない場合は、1コースでもバッサリ飛ぶリスク大。
イン信頼は全国最低クラスなので、「逃げ想定」は条件がそろって初めて可能。
🟦【2コース】~差しの王道、ターンの正確さが鍵~
必要条件 | 内容 |
---|---|
1号艇のモーターが劣勢 or ST遅め | 差しのチャンスが拡大 |
自分が差し型+旋回性能◎ | 回り足・出口の立ち上がり重視 |
ST0.14以下 | 遅れると外から絞られるリスク |
✅ 補足:2コース差しは戸田では意外と決まりやすいが、1号艇の壁が強固だと厳しい。
スリット付近で差しに構える冷静さと旋回力が鍵。
🟨【3コース】~まくり差し or まくり、どちらで行けるか~
必要条件 | 内容 |
---|---|
2コースが差しに構えるタイプ | まくり差しの展開が作りやすい |
ターン足・出口加速が優秀 | 狭い1マークを鋭く捌ける技術 |
握っていける攻撃型選手 | 思い切った操縦ができる選手が好走傾向 |
✅ 補足:「握って回ってまくり差し」は戸田の必勝パターンの一つ。
機力が中以上あれば外枠からでも十分勝機がある。
🟩【4コース】~まくりが決まる黄金ポジション~
必要条件 | 内容 |
---|---|
ST 0.13以下で全速まくりに行ける | 戸田の1マークを外から制圧できるか |
1~3コースがスタート遅め or 壁が不在 | 握って攻め切る展開が向く |
モーターが伸び型 or パワー系 | 直線で包めるだけの力があるか |
✅ 補足:戸田の4コースは「穴の製造機」的存在。
インの信頼度が低いため、スタート揃えば一気のまくりで1着が狙える。
🟧【5コース】~まくり差し&展開突きのスペシャリスト向け
必要条件 | 内容 |
---|---|
4コースがまくり型の攻め屋 | 自然と展開が向く「差し差し展開」発生 |
モーターはバランス型~回り足型 | 展開を突いて捌く技術が重要 |
スピードターンが得意な選手 | 無理な握りではなく冷静に突く力があるか |
✅ 補足:自力ではなく展開頼みだが、当たれば高配当。
穴軸にもできる枠。特に「4が握って攻めたとき」がチャンス。
🟪【6コース】~進入や展開がハマれば一発あり~
必要条件 | 内容 |
---|---|
スロー進入になる(前づけ等) | 4・5が深くなれば外マイの伸びが生きる |
まくり差し技術+ターン力 | 外マイから捌く選手は一定数存在 |
内の混戦 or 2周目以降の捲り返し | 捲り差しで混戦突破できるか |
✅ 補足:1着はかなり難易度高いが、「進入変化+展開崩れ+回り足◎」で穴演出可能。
まくり差し一撃タイプ、または進入を動かすタイプに注目。
🧠 まとめ:戸田で1着を狙う条件は「旋回力×展開力」
枠番 | 勝ち筋のキーワード |
---|---|
1枠 | ST+ターン足+展開静か |
2枠 | 差し+壁崩し+回り足 |
3枠 | まくり差し+展開読み |
4枠 | まくり一撃+伸びモーター |
5枠 | まくり差し+展開突き |
6枠 | 進入+展開崩れ+捌き力 |
【枠別】戸田で3着以内に残りやすい選手とは?

戸田競艇場は「イン逃げ信頼度が低く、展開が崩れやすい=誰でもチャンスがある反面、誰でも飛びやすい」非常にシビアな場です。
その中で3着以内に残れる選手は、スタート力・ターンの技術・展開察知力に優れた特徴を持っています。
🟥 1コース:逃げきれなくても「残し」ができる選手
✔ 残りやすい選手の特徴
- STが安定(平均ST 0.14以下)
- 起こし足~ターン出口の立ち上がりがスムーズ
- 引き波の処理が上手く、差された後の立て直しができる
- 展示タイムで回り足が上位に入っている
✅ 逃げ失敗時にも「2・3着に粘る足」があるかどうかが最重要ポイント。
🟦 2コース:差せなくても残る“技術派”
✔ 残りやすい選手の特徴
- 差し構えの選手(無理に握らず冷静にターン)
- モーターが回り足重視 or バランス型
- 1号艇が強い時は“2着残し”、1号艇が崩れると“3着浮上”
✅ 2マークで内側に押し込める選手が上手く残る。
🟨 3コース:攻めて届かなくても展開に残る選手
✔ 残りやすい選手の特徴
- 「まくり差し型」の選手(握りに行って飛ぶタイプはNG)
- スタート力と展開判断のバランスが取れている
- 道中戦に強く、差されても再浮上できる足がある
✅ 戸田の狭水面は、攻めきれずも展開次第で3着は狙いやすい。
🟩 4コース:まくりが失敗しても“絡みやすい”
✔ 残りやすい選手の特徴
- スタート決めて握れるが、引き波で失速しないタイプ
- 4カド差しもできる器用な選手
- モーターがしっかりしていて、展開を拾える足
✅ 「攻撃型+冷静な2マーク捌き」の選手は舟券貢献率が高い。
🟧 5コース:展開読みが鋭い、差しに構える選手
✔ 残りやすい選手の特徴
- まくり差しが得意で、ターンに切れがある
- 展開を見てスピードを殺さず切り込める判断力
- 4が攻めた展開に乗るのが上手い
✅ “自力型より展開型”の方が3着には多く残る。
🟪 6コース:進入変化+展開崩れで突っ込む選手
✔ 残りやすい選手の特徴
- 前づけ・スロー進入経験があるベテラン型
- モーター回り足型+混戦を突ける技術あり
- 内側で競りが起きる(4-5が握る)展開に強い
✅ 「展開の恩恵+捌ける足」があれば6枠でも十分残れる。
🎯 まとめ:戸田で3着以内に残るための共通スキル
必要要素 | 説明 |
---|---|
🎯 ターン技術 | 狭水面での引き波処理&旋回力が必須 |
🎯 展開判断力 | 攻め一辺倒でなく、差し構え・展開読みができる |
🎯 モーター調整力 | 回り足・出足型が活躍しやすい |
🎯 ST安定 | 無理な握りより“読める”スタートが有利 |
戸田競艇場|軸になる選手を決める6ステップ

✅ STEP①:1号艇=軸にすべきかの見極め
戸田では「1コースだから軸」と決めるのは非常に危険です。
軸にできる1号艇の条件:
- ST安定(平均0.13〜0.14以下)
- 展示タイムが上位(特に回り足と半周ラップ)
- 追い風 or 無風(向かい風3m以上は回避)
- 外枠に攻め屋がいない
📌 これらを満たして初めて、1号艇が“軸候補”に
✅ STEP②:展示タイムの評価は絶対条件
- 特に「回り足」や「直線タイム」で上位2位以内
- 戸田は狭水面のため、展示で見えた旋回力が実戦に直結
- 展示で回り足が良い=引き波処理が優秀な証
📌 展示で1位 or 明らかに伸びている選手=軸候補に昇格
✅ STEP③:モーターの傾向と節間の変化
- 2連対率よりも「直近3走の着順と展示気配の変化」を重視
- 回り足型 or バランス型のモーターが有利(直線型は軽視)
- 整備明けで変化した選手は要注目(特に後半戦)
📌 モーター評価は「過去→現在の改善」に注目すると軸候補が見えてくる
✅ STEP④:スタート力と勘の良さ
- 狭水面の戸田は「STで0.02出遅れるだけで沈む」
- スタート勘が良く、F持ちでない、事故点がない選手を評価
- SG/G1でも「戸田だけスタート苦手」という選手は外す
📌 戸田は「コース取り」より「スリット勝負」重視
✅ STEP⑤:水面実績・地元勢・適性の有無
- 戸田が得意な選手は自然と軸にしやすい(例:差し主体・関東勢)
- 群馬・埼玉の地元支部選手はピット離れや水面特性を理解している
- 海水場中心の選手は、ターン半径や進入タイミングで苦労しがち
📌 「戸田成績が突出して良い選手」は意外な穴軸になることも
✅ STEP⑥:節間の勝負気配と番組の“勝たせ構成”
- 節間後半の「勝負駆け」状況(例:2着条件、3着条件)
- 明らかに“勝たせる番組編成”(他艇が格下 or B級中心)
- イン戦3連勝中 → 次のインは固い など、流れを読む
📌 「勝って当然」の番組に入った選手は、軸として信用しやすい
🧠 戸田での「軸選手」チェックリスト(早見表)
評価項目 | チェック基準 | 評価度 |
---|---|---|
コース位置 | 1号艇が逃げられる展開か? | ★★★ |
展示気配 | 回り足・直線ともに上位か? | ★★★★ |
モーター変化 | 節間で上昇傾向があるか? | ★★★ |
ST | ST平均0.14以下、事故点なし | ★★★ |
水面適性 | 戸田実績 or 地元支部選手 | ★★ |
勝負気配 | 勝ちたい状況+勝たせ番組 | ★★ |
➡ ★3つ以上が3項目あれば、軸として信頼に値します。
🧩 実例:こんな選手が戸田で「軸向き」
- 3号艇:展示回り足1位+まくり差し型+2が差し構え → 軸候補◎
- 1号艇:ST安定+展示2位+無風+外枠にB級 → イン軸◎
- 5号艇:展示◎+4が攻め屋+モーター改善中 → 穴軸候補
戸田競艇場|穴狙いの見つけ方【決定版】

🔥 戸田は穴が出やすい!その理由
- 全国で最もイン逃げが決まりにくい(1コース1着率:約48〜50%)
- 狭水面でターンが詰まりやすく、外枠が展開突きやすい
- 4コースからの一撃まくりが多く、波乱演出の起点になりやすい
- B級選手やF持ちが多い節では展開がさらに崩れやすくなる
✅ 穴候補を見抜く5つの視点
①【展示気配 vs 人気の乖離に注目】
展示タイム上位でも人気していない選手が狙い目!
- 展示タイム(特に回り足・直線)で1~2位なのに6~8番人気以下
- 若手 or 地味な選手が人気薄になりやすい
- 脚が出ているのに「枠が外だから」で軽視されるケースが多い
📌 「展示◎ × オッズ20倍~」=穴候補筆頭
②【4コースが“攻めるレース”=穴展開発生】
- 4号艇がA1級 or まくり勝率高い → 5・6コースが展開突く
- 1~3号艇がスタート不安定 or モーター劣勢
- ダッシュ2艇が攻撃型揃い → 一気にまくり差し展開へ
📌 4-5、5-4、6-4 など「ダッシュスジ舟券」は高配当多発
③【戸田巧者なのに人気がない地味な選手】
- 「A2級 or B1級」だけど戸田のコース成績が良い
- ベテラン選手で前づけ・自在ハンドルが得意
- 埼玉・群馬などの地元支部所属選手(調整・水面に慣れている)
📌 全国成績と地元成績の“ギャップ”を活用して狙い撃ち
④【節間後半でモーターが急上昇した選手】
- 初日~中盤は着外続き→調整が当たって終盤に連対
- 展示タイム・直線が明らかに改善しているのにオッズがつく
- 整備後の選手、特訓でスリット気配が変わった選手
📌 「近3走で気配◎ × 低評価モーター × 人気薄」は穴の王道
⑤【進入変化・深イン気配=波乱要素】
- 5・6号艇が動いて深インになる → 逃げ不発の展開発生
- 1236/45や、162/345といった「珍進入」で波乱が起きやすい
- ベテラン or 地元選手の前づけ気配には注意
📌 展示で進入チェックを怠らない → 展開崩壊を予測して買い目変更
🧩 ケーススタディ:こんなレースは穴を狙え!
◉ 1号艇がF持ち or ST遅め+展示気配も凡
◉ 4号艇:攻撃型でモーター好調
◉ 5号艇:展示1位、まくり差し型+無印人気
⇒ 結果:5-4-1(3連単38,200円)的中!
🎯 穴選手のスクリーニング早見表
観点 | チェック内容 | 穴評価度 |
---|---|---|
展示タイム | 回り足・直線で1~2位 | ★★★ |
枠番 | 4~6コースで攻撃型 | ★★★ |
モーター変化 | 節間で上昇傾向あり | ★★ |
進入変化 | 深イン or 進入動きあり | ★★ |
人気との乖離 | 展示◎ or 成績◎でも人気なし | ★★★ |
➡ ★3が3つ以上あれば、「穴軸」または「2~3着流し軸」に!
✅ まとめ:戸田の穴は“展開×調整×見逃された気配”で拾う!
- 「展示+展開+不人気」=最も狙い目の三拍子
- 穴狙いには「1着固定」より「2~3着固定+流し」が有効
- 1号艇の評価が怪しいときは、スパッと捨てる勇気も大事
戸田競艇場|天候・風別 決まり手傾向分析

🔍 前提:戸田の水面特性と風の影響度
- 全国一「狭い水面」=1マークが詰まりやすい
- ピット離れ〜スタート〜1マークまでが短い=展開が崩れやすい
- 風速3m以上で1号艇の信頼度が急落
- 風の影響はターン角度とスピードに直結
🟡 決まり手別の影響
決まり手 | 主に決まりやすい条件 |
---|---|
逃げ | 無風 or 追い風2m未満 |
差し | 向かい風3〜5m + イン遅れ時 |
まくり | 向かい風3m以上 or インがF持ち |
まくり差し | ダッシュ勢好気配+中風(2〜4m) |
抜き | 荒天時、差しや握りが潰れた時 |
恵まれ | フライングや妨害等での偶発パターン |
☀ 天候別・風別の決まり手傾向
✅ ① 晴天・微風(風速0〜2m)
傾向 | 内容 |
---|---|
最も1コースの逃げが決まりやすい | イン信頼度UP(逃げ率:約55%前後) |
2〜3コースの差し・まくり差しは不発気味 | スロー勢で完結する展開が多い |
穴狙いは難しい(堅めの決着多) | 1-2-3, 1-3-2 など定番構成 |
📌 無風時は展示・ST順通りで収まりやすい。
✅ ② 曇り・弱い追い風(2〜3m)
傾向 | 内容 |
---|---|
インは依然有利、逃げ60%以上 | ただしタイミング次第で差されやすい |
2コースの差しも若干浮上 | 1が握りすぎた場合にスキあり |
3コースのまくり差しが決まりやすい | 内3艇が僅差でスタート並ぶと荒れる |
📌 展開ズレの起きやすい“穴の芽が育つ”気象。
✅ ③ 曇り・向かい風(3〜5m)
傾向 | 内容 |
---|---|
イン逃げの信頼度が急落(逃げ率:40%以下) | 1マークで流れやすい/包まれやすい |
2〜4コースの差し・まくりが有効 | 4の全速まくりや、2の差しが狙い目 |
外コースの展開突きで高配当も出やすい | 特に4-5軸、3-4軸で穴が発生しやすい |
📌 穴党はこの条件を狙い撃ちにすべし。
✅ ④ 強風(5〜7m以上)や雨天時
傾向 | 内容 |
---|---|
ターンが流れやすく、差しが非常に強い | インは握って飛びやすい |
ダッシュ勢が主導権を握ることも | 4カドまくり・5コース差しで高配当 |
水面が荒れすぎると「恵まれ」や「抜き」も発生 | 道中逆転・混戦の3連単に注意 |
📌 「逃げ全滅」レースもあり得る。構成は中〜大波乱が多い。
🧠 まとめ:風と決まり手の関係(早見表)
風の種類 | イン信頼度 | 決まり手傾向 | 狙い目 |
---|---|---|---|
無風〜微追風(0〜2m) | 高め | 逃げ・差し | 1軸・スロー決着 |
弱い向かい風(2〜3m) | やや落ちる | 差し・まくり差し | 2〜4コース台頭 |
中向かい風(3〜5m) | 低下 | まくり・まくり差し | 4-5・3-4展開◎ |
強向かい風 or 荒天 | 極端に低い | まくり・抜き・恵まれ | ダッシュ勢+波乱前提構成 |
🎯 戸田で風を予想に活かすコツ(超重要!)
- 風速3mが“変化の境界線”:逃げるか逃げられないかの分かれ目
- 風向+ST+展示で展開予測:1コース逃げられるか、4のまくりが刺さるかを先読み
- 風が強い日は舟券構成を差し・外枠に寄せる:人気薄の外枠から勝負可
戸田競艇場の“魔の2マーク”とは?

「戸田競艇場の魔の2マーク」とは、競艇ファンや選手の間でよく知られる“逆転劇が頻発する難所”として有名です。ここでは、その理由や発生しやすいパターン、舟券戦略への応用まで詳しく解説します。
🔍 なぜ「魔の2マーク」なのか?
戸田競艇場の2マークは、以下の3つの条件が揃って非常に難易度の高い旋回ポイントになっています:
✅ 狭水面の構造
- 全国で最も水面幅が狭い
- 1マークで起こった波が2マークに残りやすく、引き波が複雑に残存
✅ ターンスペースが極端に狭い
- 2マークの旋回エリアが狭く、艇が並ぶと「詰まり」が頻発
- 前を回る艇が失速しやすく、差し返しや外回り逆転が発生しやすい
✅ バック側の風や波の影響
- 1マークと違って、2マーク側の風影響は読みにくく、対応力が必要
📉 どんな逆転が起きるのか?
シチュエーション | 結果 |
---|---|
1周1マークで抜けた1・2着艇が、引き波でターン失敗 | 3着や4着艇が突っ込んで逆転 |
前走艇が内をブロック → 後続が外マクリに成功 | 外を回った艇が一気に2・3着浮上 |
内差しの艇が2マークで止まり過ぎて、流れる | 外から来た艇に差し返される |
📌 戸田の2マークは「先マイ=安全」ではない!
🧠 戦略:魔の2マークをどう舟券に活かすか?
✅ 1. 道中戦に強い選手を重視せよ
- 2マークで再加速できる=ターン出口の加速力がある
- 差し返しや2周目勝負に強い=冷静なベテラン型が強い
例:深谷知博、瓜生正義、毒島誠などは道中戦に強い選手典型
✅ 2. 3着候補は「道中浮上型」を厚く拾う
- 1マーク→2マークで順位が変わりやすいため、
3着固定の舟券は「1〜6全流し」や「回り足◎の外枠選手」が狙い目
📌 1-2-6や1-3-5などの“変則3着”は戸田でよく出る
✅ 3. 2周1マークでの逆転も警戒
- 戸田では2周1マークで抜かれる展開が非常に多い
- モーターが直線型だけの選手は、道中ターンで逆転されやすい
💡 豆知識:戸田2マークでの有名逆転例
- SGやG1戦でも、2マークで3艇並び→最内が“跳ねて”大外から突っ込みで万舟決着、という例が多数あり
- 「1-2→1-4」「3-5→3-6」など、2マーク起点で大きく変わるレースが異常に多い
🧭 まとめ:戸田の“魔の2マーク”対策早見表
ポイント | 内容 | 舟券戦略 |
---|---|---|
狭水面+引き波 | 失速・流れが多発 | 道中逆転型を評価 |
再加速力が必要 | モーターは回り足型が◎ | 展示で回り足上位選手を押さえる |
3着は流動的 | 2マークで変動しやすい | 3着全流しや外枠厚め |
ベテラン有利 | 捌き+冷静な判断力 | 進入・スロー問わず評価 |
戸田競艇場|3連単構築の鉄板パターン

🔰 前提:戸田の3連単は「展開読み×差し引き」で決まる
- イン逃げ信頼度が全国最低クラス(45~50%台)
- 展示とSTに素直に反応する場面と、波乱の展開崩しが共存
- 固くても3.5倍~、荒れると万舟連発のメリハリ水面
① 【定番:逃げ展開読み】1着1号艇+紐崩れ狙い
条件 | 組み方 | ポイント |
---|---|---|
1コースの展示・ST・モーターが良い | 1-2=3, 1-3=2、1-全-4〜6 | 紐はスタート遅い選手が絡まれやすい |
紐崩しパターンで1-3-6など高配当も狙える | 3着に展示◎の外枠は流すべき |
② 【穴狙い:4カドまくりからの展開破壊型】
条件 | 組み方 | ポイント |
---|---|---|
4号艇が攻撃型(差し<まくりタイプ) | 4-5=6, 4-全-全 | 戸田のカド一撃は日常茶飯事。1は消しもあり |
5号艇・6号艇の「展開突き」が決まれば万舟濃厚 |
📌 「魔の2マーク逆転」まで見込んで3着は全流しも可!
③ 【差し展開:2コース差し → 2-1軸】
条件 | 組み方 | ポイント |
---|---|---|
1がST遅め or F持ち+2が展示良し | 2-1-3=4, 2-1-全 | 差し水面の戸田では定番の荒れ目 |
2がインを差し切った後の展開に「3・4の浮上」多発 |
④ 【外枠道中浮上型:1-2着固め+3着波乱狙い】
条件 | 組み方 | ポイント |
---|---|---|
展開読み通りで1〜2着は固めたいが、3着混戦 | 1-2=3-4〜6, 1-3-全 | 「魔の2マーク」で3着が変動する |
特に展示◎ or 道中競り合いに強い選手は外枠でも絡む |
⑤ 【戸田専用:前づけ・深イン進入時の進入崩し構成】
条件 | 組み方 | ポイント |
---|---|---|
展示でピット離れ・前づけ気配あり | 3-4-全, 2-3-5 | インが深くなることでまくられる展開濃厚 |
特に「126/345」「123/465」など番組構成で読める |
🧭 状況別・買い方テンプレート(まとめ)
展開タイプ | 組み方テンプレ | 信頼度 | 期待配当 |
---|---|---|---|
本命逃げ | 1-2=3, 1-3=2-4 | 高い | 3〜15倍 |
差し崩し | 2-1-全 | 中程度 | 10〜50倍 |
カド一撃 | 4-5=6, 4-全-全 | 中〜低 | 30〜200倍 |
紐荒れ | 1-全-5〜6 | 高め | 15〜50倍 |
穴浮上 | 全-全-6(回り足◎) | 低 | 100倍超 |
💡 ワンポイント:資金配分と点数絞り
- 本命時は1点集中or押さえ4点以内
- 穴狙い時は10〜12点でも配当割に合えばOK
- 1-3-6や4-5-1など“3着ひと捻り”が高配当に直結
✅ 戸田の買い方で意識すべきこと
- 展示気配+ST+進入想定が全ての土台
- 逃げるときの“紐崩れ”パターンは頻出なので見逃さない
- 狙うなら、4カド一撃 or 差し展開時の軸固定で高配当
まとめ
戸田競艇場は、インが弱く展開が大きく動く水面です。そのため、展示気配やスタート、風の状況など細かな要素を読み取る力が重要になります。特に「魔の2マーク」や4コースの一撃など、他場にはない逆転劇が多いため、常に柔軟な視点で予想を組み立てることが勝利への鍵となるでしょう。
戸田ならではの特徴をしっかりと把握し、理にかなった舟券戦略で的中精度を高めていきましょう。